11月26日深夜に放送されたテレビ朝日系の「しくじり先生 俺みたいになるな!!」にタレントの松本明子さんが出演され、実家を処分されたことを紹介されていました。
松本さんは高松市出身ですがデビュー10年で実家のご両親を東京に呼ばれその後実家は空き家となっていたそうです。家の老朽化とともに維持費が増加し25年の累計で1600万円もの費用がかかったとのことでした。
「実家の近くにある先祖の墓を守っていかないといけない」「思い入れもある」とのお気持ちで維持してこられたわけですが、処分を決断されたきっかけは息子さんでした。「自分が亡くなった後は誰が?」と考えると当然次の世代が対処していかなければなりません。この当たり前のことに気づいた結果、実家で暮らしたこともなく思い入れのない息子には負担をかけたくないという理由で実家の売却を決断されたのです。
日本の空き家数が増加する一方であることを考えるとこのような問題も次々と顕在化していくことは明らかです。
「自分の後は誰が?」
この視点で考えれば決断は早ければ早い方がいいかもしれません。