遠くの親類より近くの・・・

日本、米国、ドイツ、スウェーデンの高齢者を対象に実施した内閣府の国際比較調査によると、日本の60歳以上の高齢者の31.3%が親しい友人がいないと回答したそうです。ちなみに米国14.2%、ドイツ13.5%、スウェーデン9.9%となっていて調査対象国の中では群を抜いて高くなっています。

この調査でいうところの親しい友人というのは、家族以外で相談や世話をしたり、されたりする親しい友人という意味で日本の近所付き合いの希薄さが見え隠れする結果となっています。

地域に面倒見のいい世話役的な方がいて各戸を定期的に訪問して話し相手になってくれる場合もありますが、世話役の方自身が高齢者であり、今のところ今後増えていくようには思えません。行政や福祉関係者によるサポートも予算がある以上、細やかなものは期待できないでしょう。

となれば遠く離れた老親を誰がサポートするのか?

頼れる友人になれるよう頑張らねばと思いを新たにしています。

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