オオサンショウウオ

GINZAN BOYZに続けるか、次はオオサンショウウオ。朝来市が「オオサンショウウオの棲むまち」アピールに本腰をあげているようです。
小学校のころ通学路横の溝に巨大なナマモノが横たわっていたのをみた記憶があるのですが、しばらくはその溝が怖くて仕方ないのになぜか恐る恐る覗きながら登下校したことを覚えています。心の準備なしに見るにはあまりにも巨大かつグロテスクな外観なのです。
それが今やオオサンショウウオが棲むのは水質が良い証拠アピール。そもそも人がいないから水質が良くてオオサンショウウオが棲みつくのにそれをウリにして人を呼び込もうというのはちょっと違うような気もしますが、大衆ウケする観光資源の乏しい朝来市をなんとか外のひとたちに知ってもらおうと皆さん努力されています。

オオサンショウウオをものめずらしさで見たいだけの人じゃなく、オオサンショウウオとともに生きていけることを喜びに感じられるような人たちに伝わればいいですね。
あるいは最初はただの好奇心でも、オオサンショウウオの生態を通じて朝来市で農業を営むことのすばらしさに気づいてもらえたらこんなに素敵なことはありません。きっと地元の人もそう願っておられるでしょう。