養父市殺人事件

本来なら殺人事件の名称には場所だけでなくその事件固有の情報がいろいろ盛り込まれるのでしょうが、数十年単位でしか発生しない当地では町の合併で自治体名が大きく減っても市名だけで十分なのです。

それはさておき、まもなく結審する昨年発生したこの養父市の殺人事件ですが、遺体が放置されていたのが「空き家」でした。田舎都会を問わず空き家問題は日本の社会的な問題ですが、この手の事件の舞台としてはどうしても田舎になってしまうでしょう。「隣家と離れている場合が多く気づかれにくい」「夜間はもちろん日中もあまり人がいない」など犯罪の温床となりやすい条件を備えています。

このように空き家を放置しておくと知らないうちに犯罪に加担することにも繋がりかねません。防犯対策としても空き家の処理を考える必要があるでしょう。

かくいう私ですが、入り口付近に刈払機を置くだけに使用していた山の物置小屋の奥の部屋を久々に見たところ、巨大な糞の塊が数個落ちていました。ネットで調べたところタヌキの「ため糞」のようでした。犯罪者でなくても野生動物に占拠されると半年見なければ悲惨な状態になります。

荒らされない空き家はもしかしたら幸運なだけかもしれません。

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