鳥取と但馬

コロナに対応した兵庫県、京都府、大阪府、東京都の緊急事態宣言の延長が発表されました。この第四波では兵庫県の日々の感染者数が最多を何度も更新していますが、隣りの鳥取県ではゼロの日もあります。
実は但馬エリアもゼロの日が多かったりします。ここ朝来市では感染者が出ると有線放送でアナウンスされるぐらいな事件なのです。県でいえば関西所属なのですが、場所的には山陰の方がしっくりきます。気候は日本海側ですし土地の言葉は関西弁ではありません。
同じ県でこれだけ感染力の強い変異型が猛威をふるっていても但馬で増えないのは、もちろん医療関係の方や各商業施設・店舗、官公庁の皆さんの感染対策のおかげもあるでしょうが、人的移動の絶対数が少ないことも主な要因だと思われます。

今は観光でもなければ来ることもないような場所に見えますが、それは今の世の中の価値観では良さが見えないだけだと思われます。狭い国土なのにさらに狭い場所に集まって凝り固まったあげくに疫病でさらに引きこもらされるような都会生活。

医師不足が心配な田舎より都会で医療が逼迫しているとはなんとも皮肉なことです。

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