任意後見契約

任意後見制度とは

任意後見制度は、まだしっかりと自分で判断ができるうちに、自分の判断能力が衰えてきた時に備えて、事前に支援者(任意後見人)を定め、財産の管理や身の回りのことについて支援者に何をしてもらうかを決めておくための仕組みです。

認知症や脳梗塞等判断能力に支障が出るような病気を発症することは誰にでもありうることです。万が一に備えて生命保険や自動車保険に加入するのですから、発生する確率が何倍も高い認知症も備えることはある意味当然のことと言えるでしょう。

任意後見制度はそんな時のために、「頼む相手」「頼む内容」を自分自身が自分の気持ちと考えで決めておき、判断能力が著しく低下したあとも、今の自分が望む生き方を選択できる方法の一つです。

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